やまこの奮闘する日々

9:00〜18:00まで働きつつ、美容学生やってる36歳シングルママです。

子供に伝えたい「お金に対する考え方(マネースクリプト)」

人生を大きく左右する「お金の考え方」

皆さんは「マネースクリプトという言葉をご存知でしょうか?

いわゆるお金というものに対する考え方です。

多くは育ての親から幼少期に受けた影響が大きく、これにより子供の将来のお金の使い方や年収、生活の経済的豊かさ、将来の離婚のしやすさ(!)に関わってきます。

 

私は結婚していた時に元夫の生活費の使い込みで経済的に苦しみ離婚した者ですが、娘と息子がいるので正直言うと子供達はこんな苦しみを経験してほしくありませんし、誰かをお金で苦しめることの無い人になってほしい。

例え人生の中で一時的に苦しむことはあっても、それを超えて経済的に豊かな人生を手に入れてほしいと願っています。

子供の幸せを願う親なら、この考えを持っている人は多いのではないでしょうか。

 

でもそれには、親が子供に伝えるマネースクリプトの影響が大きいので、まずは親がきちんと学んでおかなくてはいけません。

 

※マネースクリプトは幼少期に受けた影響が大きいですが、不変のものではありません。

定期的に自分に問いかけ見直し、変化していくことが出来るものです。

 

まずは自分の「お金に対する考え方」を知り、見つめることが大切なので、分類ごとに並べてみました。

あくまで考え方なので、良い悪いを考えず正直に心に問いかけてみてください。

 

金銭地位

お金こそ人の地位を表しているという思考

  1. ほとんどの貧乏人はお金を持つ資格がない
  2. 愛とお金を同時に得ることはできない
  3. 何かを買うときは新品しか買わない(車や家など)
  4. 貧しい人は怠け者だ
  5. お金は人生に意味を与えるものだ
  6. 私の自己価値は、私の純資産に等しい
  7. 「最高」と判断できないものは、買う価値がない
  8. 人間の成功は、稼いだお金の量で決まる

 

この傾向が強い人は、自分を他人から見てよく見えるようになることにお金を使ってしまいやすいです。

ブランド物や高級車など、地位が高く見える物を選んで購入する傾向にあります。

自分は凄い人間なんだという風に見せるために、借金をしてまで見栄を張ろうとしたり、家族に言わずにお金を使う(元夫はこれでした)、お金の為に不正を働いたりなど、お金の為に人生を破壊してしまうので、あまりにもこの考え方が強い人は注意が必要です。

 

 

金銭崇拝

お金があれば自由になれる

お金があれば幸せになれる

  1. もっとお金があれば、物事は良くなるだろう
  2. お金が多ければ幸せになれる
  3. 貧しいまま幸せになるのは難しい
  4. お金はいくらあっても足りない
  5. お金は力だ
  6. お金は私の問題を全て解決してくれる
  7. お金は自由を買うことができる

この傾向は強過ぎても弱過ぎても良くないです。お金を稼ぐにはある程度この考え方は必要ですが、あまりにも強過ぎると詐欺や恐喝など違法なことをしてまでお金を手に入れようとしたり、健康や家庭を犠牲にしてまでお金を手に入れようとするので、ほどほどに稼ぐためにこの考え方が必要ですね。

 

金銭忌避

お金を忌み嫌う

人間は質素に暮らすべきだ

お金を遠ざける

  1. 他の人が自分より貧しい時は、私はより多くのお金を持つわけには行かない
  2. 金持ちは欲深い
  3. 人は他人を利用して金持ちになるものだ
  4. 私はお金を稼ぐに値しない人間だ
  5. 善良な人はお金のことを気にしてはいけない
  6. お金持ちになると同時に善人でいるのは難しい
  7. お金が少ないほど、人生は良いものになる
  8. お金は人を堕落させる
  9. 金持ちになると言うことは、昔からの友人や家族と疎遠になることだ

この傾向が強い方は自分の収入やお金の使い方、将来の資産形成など、お金に関する話題を避けやすいです。私もこの傾向が強い人間だったので、これを自覚してからは変えるために意識してお金に関する話し合いをするようにしています。

極度に強い方は自分の経済的な状況から目を逸らし、自分が使っている金額を自覚せずにお金を使ってしまいます。(借金やリボ払いをしてまでブランド物を購入するなど)

親の育て方が特に強く影響する(私の場合は母)ので、親である立場の人は気にした方が良さそう😢

 

金銭警戒

お金を使うことを恐れる

お金は使うものじゃなく貯めるもの

  1. 自分がどれだけのお金を持っているか、どれだけ稼いでいるかを他人に教えてはいけない
  2. 他人にどれだけお金を持っているか、あるいはどれぐらい稼いでいるかを尋ねるのは間違っている
  3. お金を使うのではなく、貯めるべきだ
  4. 将来トラブルが起きた時のために貯金をすることは重要だ
  5. 人間はお金のために働くべきであり、他人から経済的に保護されるべきではない
  6. もしもの時のためにお金が貯まっていなかったら、神経質になってしまう
  7. 例え時間がかかっても、何かを買う前には常に最良のものを探すべきだ
  8. 自分のためにお金を使うのは贅沢だ

この傾向は、弱過ぎても貯金せずにあるだけお金を使ってしまったりして良くないですが、強過ぎても自分の勉強やスキルアップの為に必要な出費すらケチってしまったり、大切な人へのプレゼントを贈らなくなってしまいます。

 

つみたてNISAやインデックス投資などの長期的な目線で見れば増やせる投資ですらも、投資=怖い危ないお金が減るという印象でやらない選択を取ってしまいます。

ここまで行くと人生の楽しみが一切なくなってしまい、そばにいてほしい人を傷付けることもあって人生の彩りがなくなってしまうので、あまりにもこの考え方が強い方は注意が必要です。

 

 

子供に伝える為には何よりも自分が学んでいないと伝えられない

改めて自分に問いかけてみるとグサグサ刺さる質問ですが、自分の人生に大きく関わる大切なお金の問題から逃げても苦しみからは逃れられないし、日本は学校でお金のことを教えないので、子供が将来お金で苦労しないようにきちんと学んで伝えていきたいですね😃

 

お金は人生の中で使える大きなツールのひとつ

お金は生活の一部であり、大人になるとお金を使う必要があります。お金を理解し、賢く扱うことは、幸福な生活を送るために重要なスキルの一つです。子供たちにお金について教えるのは、将来の成功に繋がる大切なことです。

 

お金を稼ぐ=誰かのためになるよう行動すること

お金は働いて稼ぐものであることを理解させましょう。お金を得るためには、仕事をし、お金を稼ぐ必要があります。この過程で、責任感や努力の大切さを学びます。また、お金を稼ぐことは、自己価値を高める手段でもあります。

 

お金を使う時は計画的に

お金を使う際には、計画的に行動することが大切です。無駄遣いをせず、予算を立ててお金を使う練習をしましょう。これは、将来に備えるためだけでなく、欲しいものを手に入れるためのステップでもあります。

 

使うだけじゃなく、貯めることも大切

貯金の大切さも伝えましょう。突然の出費や重要な目標のために貯金をすることは、安心感をもたらし、将来の不安を和らげます。子供たちに貯金の習慣を身につけさせることは、将来に向けた大きな一歩です。

 

お金は自分以外の人の為にも使おう

最後に、お金を使うだけでなく、他の人を助ける方法も教えましょう。寄付や共感の行動は、社会でより良い影響を持つことができる方法です。お金を持つことは、他の人をサポートする機会を提供することでもあります。

 

 

 

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